プロジェクト:海中ビジネスビッグバン

地球の70%を占めながら未だ、人類は3%しか把握できていない海。これまで、食料採取や、娯楽、地球と人類の歴史・文化が眠る場所でしかなかった場所に注目が集まっています。近年のサステイナブル社会への対応や、テクノロジーの進歩、エンタテインメントの変化に合わせて、海を活用することで、新たなエネルギー資源開発や、医療の進歩、通信速度の向上、地域活性化などの様々な可能性秘めた場所として見つめ直されています。海は宇宙と同様に、人類にとって注目すべき場所になりつつあります。

企業に求められる“持続可能な社会”への対応

持続可能な開発目標(SDGs)が2015年国連サミットで採択されました。そのゴールのひとつに「海の豊かさを守ろう」と定められています。国はもちろん、企業も持続可能な社会を目指し、目標への取り組みが必要不可欠です。経済的価値と社会的価値を同時実現する形で、海との繋がりや関わりへの模索が求められていると言えます。

世界の投資家が注目するESG 投資

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。企業の長期的な成長を計る投資家の指標として世界的に拡大しております。現在、世界の投資額1/4に当たる約2,500兆円がESG投資で、今後10年で5,500兆円と2倍の拡大が見込まれています。企業は収益拡大と同時に社会性・環境保護の視点も重要な要素として変革が求められています。


20年後には40兆円市場へ

海洋市場は2000年の時点で、海運・造船・水産を中心に約15兆円規模でした。ここ数年、技術の進歩や海洋ビジネスへの新規参入が増加し、2015年の市場規模は約20兆円と推移し、約10年後の2030年には2倍の約40兆円へと拡大が予測される成長市場です。

海洋市場の成長要因と構造変化

富豪層の若年化により、経済アクティブ層の需要や行動が変化。技術の進歩による、技術革新や部品のコモディティ化によるコスト減少。 エネルギー市場の変化による、サステナブルな社会への対応と海洋エネルギー市場拡大。市場の変化情報量の増大による、海底ケーブル増設によるインフラ整備と、調査費削減ニーズ。

海底美術館 メキシコ
世界中のダイバーの人気スポット。カンクン国立海洋公園が、珊瑚礁を守るプロジェクトとして始めた美術館。美術館そのものが、海の環境へ寄与するように考えられている。

海中ホテル フィジー
ポセイドン・アンダーシー・リゾートが建設を進める、水深12m地点にある海中ホテル。宿泊料は6泊7日で約170万円にも関わらず、約35万人の予約が入っている。

海中データセンター Microsoft
マイクロソフトが実用に向け推進している海中サーバー。海中に沈めて稼働させることで“天然水冷”が可能になる。将来的には潮力発電も併用しより効率的なサーバー運用を目指す。

個人向け潜水艇 Triton Submarines(海中バルーンの開発パートナー)
富豪の平均年齢が下がるなか、個人用潜水艇の需要はここ数年で大きく伸びている。トライトン社も、最近の需要増でこれまでにない数の注文を受けている。人気機種「トリトン3300/3型」は3人乗りで水深約1000メートルまで潜ることができる。価格は300~500万ドル。

水中レストラン Ithaa Undersea restaurant モルジブ
世界初の全面ガラス張りの水中レストラン。透明のアクリルを使った筒状の形状で最大270度の大パノラマで、レストランで食事をしながら、自然の魚が泳いでいる姿をみることができます。

海流発電 NEDO・IHI
海流エネルギーを利用して発電する新たな再生可能エネルギー技術装置「かいりゅう」。2020年に実用化される予定。

海の魅力
海中バルーン
OCEAN CHALLENGE

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